2024年1月27日(金)
新年会を開催しました。

会員皆様、新年会も終わり、
YCC も本格始動となります。

さて、今回の新年会では尾崎先生が過去に制作された
テレビコマーシャルに改めて触れました。
どれもがメジャーな企業のCMです。
見終わって、白井会員が語った言葉が、
多くの会員の感想を代弁していたと思います。
「どのコマーシャル作品も憶えている」と、
つまり白井会員の心に刺さっていたのです。

昨日、2024年グラミー賞の授賞式を見ました。
女性の活躍には圧倒されクラクラきましたが、
中でも私が感動したのは病気を克服してカムバックした80歳になったジョニ・ミッチェル。
椅子に座り、深く語りかけるように歌う病後の彼女は
充分なパフォーマンスができませんが、その姿には目頭が熱くなりました。

あと、衝撃だったのは60歳近くになったトレーシー・チャップマンの登場。
彼女が1988年に作った「ファースト・カー」を、
34歳のルーク・コムズとコラボしました。
世代を超えて記憶される曲、どよめく会場が象徴するように
そこには心の刺さる何かがあるのです。

先輩のクリエイターから教えられるのは、
人々の記憶に残る仕事を成し遂げるかです。
最近、ふと思うのは、「アイフル」のロゴデザイン。
北川 一成氏の作品ですが、違和感を覚える人が多いはずです。
素人の作品？妙に不安定で居心地が悪い。
怖い感じもしますが、しかし、不思議と心に刺さっています。
成功か失敗かはわかりませんが、
やられた〜！との感もあります。

会員のみなさん、
心に刺さる何か、発見したら教えてください。
共有しましょう。

会長　吉井純起